お客様インタビュー【株式会社メイキップ様】

今回は、実際にtriがサポートをさせていただいている株式会社メイキップ代表取締役CEO 柄本 真吾さん、社長室の森田 友香子さん、そして弊社代表の大久保の対談をお届けします。

今回のインタビューにご協力いただいた会社様
株式会社メイキップ 様
https://makip.co.jp/

コーチング導入前の課題

Speaker 2

本日はお忙しい中、お時間をいただきありがとうございます。

今回は、2025年春からコーチング伴走をさせていただいて1年が経過する中で、今日はその振り返りも含めてお話を聞かせていただけたらと思います。

まず、コーチングを導入する前、組織にどんな課題を感じていたか教えていただけますか?

Speaker 1

メイキップでは以前から、メンタルトレーニングの導入を継続して行ってきました。社員一人一人がマインドを整えるうえで、非常に重要な役割を果たしてきたと感じています。

一方で、どちらかというとカウンセリングに近いスタイルで、「まずは受け止める、しっかり話を聴く」という関わりが中心でした。それが合うメンバーもいる一方で、組織として成長していく中で、より思考を深めたり、自分自身で気づきを得ていくような関わりが求められる場面も増えてきました。

そうした背景から、メンバーごとのフィット感や機会のバランスも含めて、次の形を考えていく必要があると感じるようになりました。

また同時に、メイキップではフラットな組織文化を大切にしており、横同士のフィードバックも推奨しています。ただ、それをメンバーそれぞれがしっかり受け取れる「受け皿」をどう整えていくかは、一つの課題でもありました。

そこで社長室の森田と相談し、「自分自身で気づき、考えを深めていく時間をつくる」という観点から、コーチングが選択肢として上がってきました。

Speaker 2

そうだったんですね。ただ、たとえば研修だったり、組織開発コンサルティングのようなアプローチも選択肢としてある中、なぜ"コーチング"だったのでしょうか?

Speaker 1

実は私自身、以前エグゼクティブコーチングを受けた経験があったんです。「考えさせられる」「気づきがある」という感覚が残っていて、それをメンバーにも届けられないかと思っていました。

ただ、探してみると思いのほか難しくて。私も何人かとお話ししたんですが、ビジネスの話がまったく噛み合わない方もいて。「これは違う…」と感じたまま続くトライアルの時間ほど地獄なものはなかったですね(笑)。

Speaker 3

私のほうでも試行錯誤しつつ、「メイキップの社員に合うか」をしっかり考えさせていただきたいと思い、サイトで色々と検索させてもらって、複数名と面談しました。

最終的に大久保さんにお声がけしたのは、メイキップの企業理念や価値観をお伝えしたときに、しっかり共感してくださったことが大きかったです。「ぜひ力になりたい」と思ってくださっていることがまっすぐに伝わってきたこと、それが決め手の一つでしたし、柄本がトライアルが終わってすぐに「大久保さんでいこう!」って言ったのも覚えています。

Speaker 2

そうだったんですね。素直に嬉しいです(照)。多くの企業がコーチングをマネジメント層に限定するのがまだまだ一般的な中で、柄本さんの「全社員を対象にする」という意思決定は、本当に先進的だと感じました。森田さんとお話しさせてもらった時にも、課題感というより社員一人一人への想いの深さを感じたので、こうやってご一緒させていただいていることが本当にありがたいです。

セッションを重ねて見えてきたこと

Speaker 2

実際にコーチングを導入してみて、率直にいかがでしたか?

Speaker 1

個人的な感想ですけど、好きですね。合わない人とのセッションって、本当に居心地が悪いんですけど、でも大久保さんとのセッションはそれがない。

その一番の違いは何かを考えると、コーチ側の「余裕」だと僕は考えます。どんなテーマを持っていっても大丈夫というか、「すごい切り口のテーマが来たけど、とりあえず話を聴いてみようか」みたいな感じで、どっしりと構えてくれている。こちらが何を話しているかわからなくなる瞬間もあるんですけど、それでもどこかに向かっている感覚がある。私が「今日の食材、よくわからないけれどこれを持ってきました」と差し出して、気づいたら美味しく料理ができていった、みたいな感覚ですね。

あと、自分自身のことで言うと、コーチングはある種の「確認の時間」になっています。経営者って、気づかないうちに"そうあるべきCEO像"を演じようとしてしまうことがあると私は思うんです。でもそうしてると気づかないうちに苦しくなっていく。かといって自分のやりたいようにだけやると、メンバーがついてこれなくなる。自分が思っている自分の像と、周りから見えている自分にギャップがないか、それを確かめる場にもなっていますね。

Speaker 2

客観的に見ることはできても、じゃあ、どこに重心を置いて今のバランスをとるのか。そこは一人では難しいことが多いですよね。

セッションしていて感じるのは、柄本さんをはじめとして、メイキップさんのみなさんって、自分と向き合うことから逃げないんですよね。正直な話、「もう向き合いたくない・話したくない」ってしたほうが楽じゃないですか。でもそれがなくて、話しているうちに「何の話をしているかわからなくなりました」と正直に言ってくれる。ただそれで終わりじゃなくて、そこからまた考え続ける。そうやって本当に真摯に向き合ってくださる方ばかりで、しっかりと言葉にしながら、実際に対話で得た気づきが現場での行動に結びつき始めているなと感じています。

Speaker 1

そうですね。コーチングを通じて、自己開示への抵抗がなくなってきたメンバーが増えてきた実感はありますね。自分の状態や迷いを言葉にする場でもあり、それ自体が最初にいっていた、受け皿を整えるトレーニングになっているんじゃないかなと感じています。

コーチングが必要なのは、どんな組織か

Speaker 2

どんな会社や組織に、コーチングが向いていると思いますか?

Speaker 1

これからの社会では、どんな組織にも必要だと思います。価値観が多様化して、普通にやっても成果がすぐに出にくくなっている今、コーチングはトレーニングとしても機能します。

特にスタートアップの経営者にはやってほしいですね。みんな一人で抱えすぎている。誰にも言えなくてボロボロになって、メンバーに当たってしまう人も私は見てきました。自分自身の思考や感情を、安心安全な場の中で吐き出し、向き合える場があることは、本当に大事です。フィジカルもメンタルも、両方整えることが、組織のパフォーマンスに直結していくんじゃないかなと思っています。

変化し続ける組織のために

Speaker 2

最後に、改めて1年間を振り返ってみて思うことや、引き続き関わらせていただく中で、弊社への期待があれば教えてください。

Speaker 1

やっていて良かった、と素直に思います。メンバーからも「継続したい」「ようやくコーチングがわかってきた」という声が出てきています。自己開示できるようになったメンバーが増えてきたのもそうですし、メンバーそれぞれが思考し、どう進めようかと行動へと自然につながってるような状態が少しずつ生まれています。

Speaker 3

実際にアンケートでも継続希望の声が多く、「活用し始められた」というメンバーも増えてきました。定期的に丁寧に積み上げてきた分、これからがますます本番かなと感じています。

Speaker 1

メイキップとしては、メンバーひとり一人が自分自身と向き合い、思考と行動を前進させていく取り組みを続けていきたいと思っています。そのひとり一人の積み重ねが、組織の文化を強くしていく。そう信じているので、コーチングや人事コンサルティングに限らず、いろんな関わり方をしていただいていいと思っています。変化があり続けることが、一番大事なことだと思っているので。

Speaker 2

ありがとうございます。私自身も、メイキップのみなさんと関わる中でいつも刺激をもらっています。「変化があり続ける」という言葉、私も忘れずに、これからもいろんな形で一緒に面白いこともやっていけたらなと思っています。

今日は貴重なお話をありがとうございました。

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